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2007年11月27日火曜日

戦団長T.バード 鴉の髑髏+マント&アストロガンガー




 製作を進めている戦団長サンダーバードですが、今回は各部のデコレーションとアダマンタイトマントを作ります。
 先ずアダマンタイトマントですが、以前に作ったようにフィルム状の物にグリーンスタッフを伸ばすように貼り付けて皺を付け、硬化後にハサミ等で切り取り接着して更にマントのうねりをグリーンスタッフで追加する工法です。
 今回はフィルムにコンビニのレジ袋を使ってみました。
 強い癖が無いので簡単にうねりを付けられるのですが、硬化後に剥してみると以前に付いていたらしい細かい皺が付いてしまい、しぼ加工をした様な感じになってしまいました。
 そういった表現を要求している時は良いのかも知れませんが、ちょっと失敗してしまいました。
 今度は皺の無い真新しい物か台所用のラップを使ってみようかと思います。
 やり直そうかとも思いましたが、全体のうねりは良い感じになっていたのでこのまま使用し、必要なうねりを追加しました。
 このうねりもスパチュラの後が残るのが問題でしたが、今月号のアーマーモデリングにラッカーシンナーを含ませた筆で撫で付ける方法が紹介されていたのでやってみた所、硬化する前ならばバッチリ表面が決まりました。
 レジ袋で出来てしまった細かい皺は100番程度のペーパーを当ててから溶きパテ(タミヤパテをMrカラーのシンナーで伸ばした物)を塗って処理しました。(写真最下段)
 と、ここまでが昨日の作業です。

 今日は各所に細かい装飾を入れるのですが、仕事帰りに近くのゲオに立ち寄った所、なんとアストロガンガーのDVDが入荷していたので早速借りこんで鑑賞しながらの作業となりました。

 アストロガンガーは1972年10月から73年3月まで放映された巨大ロボットアニメで、マジンガーZの2ヶ月前に放送がスタートした為、「日本初のカラーロボットTVアニメ」となった番組です。(ウルトラマンと2週間違いで日本初のカラー特撮ドラマとなった「マグマ大使」と似てまいす)
 本放送時は私も2歳であり、再放送が繰り返され、ビデオも出回っているマジンガーZと違って殆ど記憶がありませんでした。(その手の資料本に載っている絵を見るだけで、「キャラクターがちょっとバタ臭いなぁ」と言う印象だけ持っていました)
 実際に見てみるとバタ臭い印象だったキャラクターは以外に細かく描き込まれていて、時代を考えると随分しっかりした絵をしていると感じました。(大抵最初の数話は絵の出来が良い物ですが…それは追々視聴していけば判断が付くでしょう)
 ガンガーは人格を持った金属の生命体というちょっとユニークな設定で、コックピットに乗り込むマジンガーZと違い主人公とガンガーが合体するというちょっと抽象的な形で一体化します。
 ガンガーも自分の台詞をしゃべりますが、声を演じているのは何とショッカーの怪人役で小さい頃にお世話になった飯塚昭三さんです。
 それから敵の宇宙人の声も聞き覚えが有ると思ったら「化学忍者隊ガッチャマン」ベルク=カッツェを演じられた寺島幹夫さんでした。

 ミニチュアの方ですが、元々のミニチュアはウォーハンマー(FB、40kを問わず)の常として大量の髑髏で飾り付けられています。(年々髑髏の量は増加傾向に有ると感じています)
 このままでも良いのですが、レイヴンガードらしさを演出する為にこの髑髏の内目立つ物の幾つかを人間の髑髏ではなく、鴉の髑髏に変えてみる事にしました。
 資料はGoogleで「raven skull」で画像検索してみると、中々良い物が見つかりました。
 この資料を見ながら、頭の上とベルトのバックルに有る髑髏を削り落としてグリーンスタッフで作ってみました。
 とりあえずクチバシの形に気を付ければそれなりにらしくなる様です。
 それから右足とバナーヘッドに有る双頭の鷲のレリーフも首を作り変えて鴉にしてみました。
 右肩のアーマーには戦団のエンブレムを作ります。(何回も作ったので、もうペイントするよりもグリーンスタッフで作る方が簡単になりました)
 最後にサンダーハンマーの頭にについていた髑髏のレリーフも、鴉の髑髏に作り変えました。
 戦団長が持つ武器なので、カルガーの「ウルトラマールのガントレット」の様に固有の名前が欲しいと思い、前から考えていました。
 シュライク隊長のライトニング・クローには「レイヴン・タロン」(鴉の鉤爪)という名前が付いていたので、こちらには「レイヴン・ビーク」(鴉の嘴)と言う名前を付ける事にしました。
 とりあえずこれでデコレーションは完了しても良いのですが、もう少し派手な装飾を入れるかどうか検討中です。

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