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2010年6月14日月曜日

ダンバイン1/72 第7回 各所整形

昨日の日曜日は用事で出かけたものの、不意にポシャってしまった為、HC神保町でFB1000ptsトーナメントを行っているチームメイト達のところに合流して夕飯を食って帰った次第です。
その席であっきいさんから製作中のダンバインの完成を楽しみにしていると激励をもらいました。

そんな訳でダンバインの現況です。
前回アップした状態から着々と手を進めていますが、今迄の工作と違って形が劇的に変わる工作は少ない為、アップせずにいました。
とりあえず現況はこんな感じです。↓
 前回の写真と見比べないと解りにくいかと思いますが、主な工作ポイントは以下の通り。

①向う脛のラインの変更
今まで立体化されたダンバインの多くはこのキットと同様、向う脛の前縁のラインが足首近くと膝近くの2点に谷のピークが来る、緩やかなS字のラインになっています。
これは後に発売されたHG、MGでは更に顕著です。
しかしながら設定画稿ではこのラインは谷のピークは足首の、謂わば弓形のラインになっています。
僕としては今回こっちのラインを優先したいと思ったので前縁にエポキシパテを盛ってラインを修正してみました。
画稿どおりのラインにするにはもっとパテが必要ですが、全体のバランスを見て、ここで止めるか更に盛るかを決めるつもりです。

②ふくらはぎのボリューム変更
元のキットの脛は正面から見ると、左右対称のスマートなラインをしています。
これも①と同じく多くの立体物に共通しています。
ただしこれも設定画稿では、内側がボリューム少な目、外側は多目になっています。
つまり脛が外側に湾曲したようなラインです。
これはアニメ用の画稿をフィニッシュした湖川友兼氏独特のディフォルメで、人物でもこのディフョルメのお陰で躍動感のある絵を作り出しています。
僕もこれを再現したくてパテとヤスリで、近づけてみました。

③肘、膝の関節部のライン変更
関節付近のアウトラインが、ちょっと細くて頼りない感じだったので、これまたエポパテでボリュームアップしました。
膝については更に関節内部のボールジョイントにもパテを盛って、生のジョイントを隠すようにしてみました。
これは一応全関節に施そうと思います。

④首周りの肉付け、襟の復旧
⑤肩パッドのライン修正+肩ボールジョイントの肉付け
⑥頭部アンテナの拡幅↓
 首は見ての通りです。
本当はもっと盛り上げてマッチョな首にしたい所ですが、これ以上は可動範囲を狭めていくのでバランスを見ながらの作業にするつもりです。
襟は最初の作業の際に邪魔になるので削り取ってしまったので、エポパテで作り直しています。
タイトで高くするほど格好良くなるのですが、これもタイトに、高くするにつれて可動範囲が狭くなります。
肩については、元のキットの形状は設定画とも劇中の作画とも今ひとつ違うのですが、絵の通りにすると肩が動かなくなってしまうので、上側のみを修正しました。
肩のボールジョイントもパテで隠したいのですが、スペースが無いので、エポパテでは満足に盛り付け出来なさそうなので、アルテコ瞬着パテを盛ってサンドペーパーでギリギリの寸法まで削り込みました。
頭頂部のフィン型のアンテナはキットのままではやや小さいので、0.5㎜プラ板を貼り足しました。

⑦左右の指の造型
これは前回からの引き続きからですが、左手の平手は、前回の真鍮線のみの指に肉付けしました。↓
 ゲージになる物が欲しかったので、指先に当たる部分に2㎜プラ棒を差してからタミヤ高密度エポパテを盛りました。
これから削り込みですが、何分硬化に時間がかかるパテなのでもっと後になってから削る予定です。
それと前回にも書きましたが、左は握り拳が欲しかったのでエポパテでブロックを作ってから削りだしました。↓
 平手の方は指に強度が必要なので高密度型を使いましたが、握り拳の方は、十分な強度を確保できるので、ウェーブの速硬化型を使っています。
完全硬化前なら簡単に削れるので、大まかな形を出しました。
思ったより簡単に良い形が出来たので右手も拳を造ろうかと思います。
最後は剣を握った右手。↓
 これも高密度型パテで指を作っています。
剣の柄の上にパテを貼りつける様にすれば良いので、平手よりははるかに簡単です。

次こそは翅をつけようと思います。

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