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2010年9月21日火曜日

10.9.19練馬ミニチュアゲームの会

世間は3連休ではありますが、僕の休みは9月19日の1日のみです。
そしてその休日にはクラブチームの定例会に行ってきました。
今回も先月に続いてウッドエルフアーミーを持参して会場に着くと、いつもの面子に加えてお久しぶりのusiさんが盤上にダークエルフを配置し始めていました。
usiさんのドゥライチと、あっきいさんのグリーンスキンの1500pts対戦を見物している内に、初参加のタカサワさんがやってきました。
ハイエルフを擁するタカサワさんは、 いずみやさんのウォリアー・オブ・ケイオスとの1000pts戦をする事となってあぶれてしまうかと思いましたが、そこに長野からこれまたお久しぶりの一新さんが到着。
しばし雑談の後、僕のウッドエルフは一新さんのドワーフ達と1000ptsで戦う事となりました。↓


シナリオは「流血と栄光」です。
このシナリオは互いの「士気崩壊ポイント」を奪い合う物です。
こちらの「士気崩壊ポイント」は、
ジェネラルである”導師”フェインザールが2点
グレィドガードのスタンダードが1点
ワイルドライダーのスタンダードが1点の計4点です。
対するドワーフ達は、
ジェネラルのセインが2点
ウォリアーが1点
ロングベアードが1点
マイナーが1点の計5点です。
歩兵中心のドワーフとはもっと差が大きいと思っていましたが、8版になってからグレィドガードにスタンダードを付けるようになったのでこの規模のバトルでは差は少ないようです。
ドワーフ相手の場合は敵の射撃陣までの接近が大変なのですが、このシナリオはスタート時点の彼我の距離が近いので、早いうちに距離を詰めるべくドライアドを展開させました。
グレィドガードは強力な射撃を持つサンダラーを撃とうと思いましたが、柵に隠れてハードカバーを取っているので直接の撃ち合いでは勝ち目なしと思い、ロングボゥの射程を頼みに若干距離を置きつつアウトレンジする事にしましたが、やっぱりドワーフ相手に攻3のロングボゥでは効果もタカが知れているようです。
幸い敵の射撃もドライアドのスカーミッシャーペナルティのお陰で大きな打撃を受けずに敵に接近できました。
そしてその間にスペシャルルール「前衛部隊」を利用して一気に敵側面に回りこんだワイルドライダーはドライアドと共にマイナーに、正面を進軍していたツリーキンはもう一つのドライアドと共にロングベアードに突撃しました。
ツリーキンにはフェインザールからかけた「獣」の基本スペル「ウィッサンの獣化術」の効果もあって、一気に打ち崩す事に成功(出目悪く「揺るぎなし」が効かなかったのが一番の原因ですが)しましたが、一方のマイナーの方は、グレイトウェポンの反撃が猛烈で、5人のドライアドが討ち取られて負けてしまいます。
ドライアドは戦意喪失し逃走しますが、ワイルドライダーは元の士気が1点高かったお陰でかろうじて踏みとどまりました。↓
ワイルドライダーは側面を取っていたものの、ここで正面に向き直られて「ここは負けるか?」と思いましたが、他ユニットの応援が到着する前にスペシャルルール「クルノス神の怒り」の効果で手数が増えたワイルドライダーが猛烈なダメージを奪ってマイナーを追撃、全滅に追い込みました。(これまた出目が「揺るぎなし」を上回ってしまったのですが…)
「士気崩壊ポイント」を奪うにはまだ、ジェネラル合流のウォリアーを倒す必要が有りますが(1000pts以下ではジェネラルが生きている限りは士気崩壊で勝つ事は出来ません)かなり距離を置いていたのでこのまま得失点差で勝ちを収めようと思っていたところ、一新さんが僕の意図を察知して投了勝ちとなりました。
8版になって反撃数が増えたので、今まで主力を張っていたワイルドライダーは厳しいかと思っていましたが、側背に回れば敵の反撃を半減させる事が出来るので、今までとは違った意味で重要な役割を果たす事が出来るのではないかと思いました。

そして、小休止の後はタカサワさんのハイエルフと1000ptsで戦う事になりました。↓
今回のシナリオは「見張り塔をめぐって」です。
このシナリオは戦場中央に置いた見張り等を奪い合うもので、バトル開始前に塔を確保している側を決め、確保側は見張り塔に「コア」に属する20人の歩兵を詰めさせることが出来ます。
そしてこの塔を奪い合ってバトル終了時に確保していた側が勝ちとなります。
今回初手で確保したのはタカサワさんで、ローザン・シーガードが占領します。
このシナリオは塔を確保していない側が先手となるので、とにかく殺傷力の高いツリーキンを突撃させようと、出来るだけ近くに配置してみました。
バトルが始まってツリーキンの突撃は出目次第かと思っていましたが、
24㎝離れていると思っていた見張り塔は、塔自体の大きさも合って20㎝前後で、ツリーキンなら割と安定して届く距離になっていました。
という訳でいきなり突撃を仕掛けると、支援攻撃や旗の効果も無効になる建物内の戦闘ではツリーキンに分があり、隊列が無い為「揺るぎなし」も効かないので、早速追い出しに成功しました。↓


こうして見ると建物に篭るのは余程喧嘩が強くないと厳しいようです。
このまま建物に突入しようかと思いましたが、ヘタに突入すると今度は後に控えたソードマスターに突撃を受けそうだと思ったので、あえて塔を挟んでソードマスターの視界から逃げつつグレィドガード+フェインザールからの魔法と射撃で撃ち減らす事にしました。↓

ソードマスターに対してはアウトレンジで戦うとして、一度は逃走した物の建物に密着したままのシーガードを何とかしなくてはいけません。
そこでまた出てきたのが側面に回りこんでいたワイルドライダーです。
ドライアドと戦闘していたイーグルを倒せたのでシーガードの側面に突撃を仕掛けました。
正面から突撃すると1モデル分あたり4回の攻撃が先攻+ヒット振りなおしで襲ってくるシーガードですが、側背からなら1回に減じます。
この効果と「クルノス神の怒り」の効果もあって2回の戦闘で敗走に追い込めました。
そしてソードマスター合流のアークメイジの呪文でこちらのスペルウィーヴァーが討ち取られた物の、残りの射撃でほぼ無力化したところで投了勝ちとなりました。

今回は家を出るときに「ワイルドライダーの戦い方を探る」というテーマをボンヤリ考えていましたが、この2戦は良いヒントになったような気がします。

その後は近くのサイゼリヤで戦術論など話つつの夕食になりました。

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