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2011年6月15日水曜日

6.12練馬ミニチュアゲームの会

先日の日曜日はクラブチームの定例会に参加してきました。
今回は前の週に中野で戦ったIさんと再度ロード・オブ・ザ・リング(以降Lotr)の対戦を約束していたので、早速戦闘開始です。↓
今回は「中つ国の万軍」(以降万軍)に則った編成にして、同じく万軍のシナリオ「王を殺せ」を300ptsでプレイする事にしました。
これはお互いの軍勢のリーダーとなるヒーローを決めて、先にリーダーを討ち取った方が勝ちというシナリオです。
Iさんのアーミーは嵐を呼ぶ者がリーダーの森エルフのアーミーで、10人もの弓兵が編入されています。
僕の方はいつもの隊長に率いられたウルク=ハイです。
250ptsから300ptsに増強するに当たり、武勇を増やす為に新たなヒーローを迎えたい所でしたが、+50で入るヒーローでは装備が不十分だったので、軍旗を持ったオークを編入してみました。
バトルは盤端に引いて、エルフ弓の一斉射撃を浴びせるエルフ↓

をスクラムを組んだウルク=ハイ達↓

が追う展開となりました。↓

一斉射撃は射程が延びますが、命中率が下がるので、そうそう被害は出ないだろうと思い進軍しましたが、2ターン目の射撃で、ポジション取りで丘に駆け上がった石弓兵が一気に3人も討ち取られてしまいました。↓
出目の理不尽を感じつつも、柵と池でスムーズな進軍が出来ずに焦りつつスクラムを2つに分けて
エルフ達を逃がさないように進軍します。
本来移動力は同じですが、向こうは射撃をしながらの移動なので、少しづつ追い詰める事が出来ました。(射撃の為には移動力が半減します)
エルフは「戦」が高いので、接近戦もなかなか強いのですが、鎧を身に着けていないのでいざ接近戦で勝った時には高い確率で討ち取れます。
と、ここで嵐を呼ぶ者が呪文「大自然の怒り」を唱えます。
この呪文は効果範囲内の敵が全て転ばされてしまう呪文で、続くターンの接近戦が著しく不利になります。
このまま通されてはまずいと思ったので、ウルク=ハイの隊長が持つなけなしの「意志」を使って抵抗した所、これが成功してピンチを防ぐ事が出来ました。
そして遂に隊長が槍に守られた嵐を呼ぶものに突撃し、2ターンほどの戦闘で遂に討ち取る事に成功しました。↓

終盤にはこちらの残存兵力はわずか4人ほどで、紙一重の勝利でした。

1戦終わって休憩の後は、クモ軍団を連れてきたはしもと会長と同じく万軍シナリオ「たとえ死すとも!」(勝利条件は敵の全滅)の300pts戦です。↓
今度は善悪を変えてローハン軍です。
兵数を増やしたかったので、いつものエオメルよりちょっと安いエルケンブランドをヒーローとして迎え、「戦」が低めの(まあ普通なんですが)ローハン軍を補強する為にローハンの戦士に軍旗を持たせました。
はしもと会長のアーミーはクモの女王と大グモで編成されていて、「戦」、「攻」は高いが「防」が低めなので、射撃で大ダメージを与えたい所です。
戦闘は中央の岩を挟んで鬼ごっこをするかのような展開ですが、クモは脚が速いのでこちらは騎兵と歩兵が分断されて歩兵部隊とクモ達とで戦闘が始まりました。
1回目の戦闘を乗り切った後、エルケンブランドが「角笛」(1回のみ全軍に軍旗の効果)を使って総攻撃を仕掛けましたが、なぜかこの回の戦闘はクモが8割がたの戦闘で6を出し、軍旗の効果を無効化されてしまいました。
その前の射撃も殆ど効果を示さなかったので、準備が報われずかなりガッカリな展開になってしまいました。
ただ、その後はエルケンブランドが参加した戦闘が比較的有利に運び、数がやや優勢の状態で終盤に突入しました。↓
結局この後はエルケンブランドとクモの女王が生き残って一騎打ち状態になり、こちらが討ち取られて敗戦になりました。
振り返ると結構エキサイティングな1戦でした。

さて、この日はLotrのほかにウォーハンマーFBの準備もしてきたので、初対戦となるマサキさんのヴァンパイア・カウンツ(以降VC)と僕のウッドエルフとの2400ptsバトルとなりました。↓
シナリオは峠道です。
前回あっきいさんとの2500pts戦でエターナルガードを導入し、ある程度の手応えを得た訳ですが、これはウッドエルフの本来の持ち味を抑え、敵に比べて割高でパンチ力に欠ける歩兵を投入して敵と同じファイティングスタイルに付き合うというもので、基本的には常に1回り不利な戦いが避けられないスタイルでもあります。
そこで今回はエターナルガードに代って、8版に入って初の”剣士”ダイダリオン(フォレストドラゴン騎乗のウッドエルフ・ハイボーン、自作キャラクターです)を編入しました。
23人のエターナルガードとフォレストドラゴンは、ほぼ同ポイントなので、意外と編成の計算は簡単でした。
以前「ドラゴンズクラブ会長」を僭称していたので、いつかやろうと思っていた編成です。
VCは射撃が非常に少ない(無いわけではない)ので、比較的楽に展開が出来ますが、敵歩兵部隊に突撃しても、アンデッドルールでほぼ100%拘束されて次のターンに横合いから突撃を受けるので、突撃アングルを確保するのが困難です。
という訳で少しでも接敵前に敵を減らすべく、ヴァンパイアロード合流のブラックナイトに「滅びの雹」を浴びせた所、敵のセーヴィングが振るわず、なんと全滅してしまいました。
しかしながらマサキさんはアンデッドの手堅さを利用した陣容を生かし、こちらの挑発に乗らず堅陣を崩しません。↓
なんとか陣営を崩そうと、再生能力と高い攻撃力を持つヴァルグールフに「永遠の炎の軍旗」を掲げたワイルドライダーを進めますが、敵軍のマジック+「命令の兜」の効果と、いつも定期的に襲ってくる駄目出目で、意外と簡単に全滅しました。
敵を突き崩すべく”楽園の騎士”ヴェイラリオス(ワイルドライダーヒーロー)合流のワイルドライダーがグールに突撃し、この再度を何とか突き崩そうとしますが、突撃時のヒットロールがかなり決定的に駄目で、続くターンにまた魔法コンボを喰らい、ヴェイラリオスを残して全滅の憂き目に会ってしまいました。↓
ポイント的にかなり厳しくなったので、ここでヘルスティード騎乗のヴァンパイアロードにダイダリオンが突撃を仕掛けて一騎打ちに入ります。↓
正直ここで討ち取れないと負けが確定です。
色々ウッドエルフ特有のいやらしいマジックアイテムで完全装備で挑みましたが、またまたこっちのヒットロールが悪く、目標値はこっちの方が有利なようにしているのですが、なぜか敵の攻撃が当たってこっちの攻撃が当たりません。
3回ほどの戦闘で、遂にダイダリオンが討ち取られて「終わったか?」と思った所でフォレストドラゴンが頑張ってくれてここでヴァンパイアを討ち取ってくれました。↓
会場の時間が迫ってこの後巻き進行でいそいそとミニチュアを片付けて近くのサイゼリアでざっとポイント計算をしたところ、僅差で勝利できたようです。
FBでの勝利は半年振りぐらいだと思います。
前回のゲームも含めて考えるに、どうもこのクラスのポイントにならないと敵と対等に渡り合えないようです。
とにかく1日3ゲームとなり、盛りだくさんな1日になりました。
マサキさん、ギリギリまで付き合っていただいて有難うございました。

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