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2014年5月24日土曜日

ウッドエルフ背景設定―モードリィン―

 領域の翻訳も4つ目です。
 まだ8つも残ってますね。
 大まかには全部できてますが、普通に読める文章にするのは結構大変ですね。
 領域名の(Modryn)はまた表記悩みましたが、モドリィンよりはモードリィンの方が格好いい気がして、ノリで決めてしまいました。

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―モードリィン 夜の峡谷―

モーラナ夫人とアルラス公の治める領域

 モードリィンは常に影に覆われた土地である。
 この樹林に日の光は届かない。
 ここに灯される光は、性悪な精霊たちが喧嘩をしながら枝の間を飛び回るときに発する光だけである。
 永続する闇によるものか、この領域に住む者はエルフも精霊も他の領域のそれに比べると、非常に執念深い。
 彼らは他の領域のウッドエルフの間では禁忌とされるような慣習や、禁断とされる魔法に手を染めている。
 だがそれは最初からそうだったわけではなく、夜の峡谷は、かつてアセル・ロゥレンの中でも最も明るく壮麗でその住民も聡明で誰からも歓迎を受けるような領域として知られていた。
 アセル・ロゥレンに暗い時代が訪れた時期に、女王アリエルの暗く沈んだ魂がかの領域に広がり浸透してしまったと言われている。

 メイジ・クィーンはやがて心の均衡を取り戻したのだが、モードリィンの暗闇は晴れぬまま今に至っている。

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 文章に出てくる「暗い時代」というのもどうやらテキスト中に記述が有るようです。
 ダークエルフとのつながりも感じられる内容ですね。

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